気づき・学び・神経の繋がり

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人工知能雑感集   2016/08/02~2017/01/25

0802
・記述式大学入試問題で合格点を取れる人工知能があるならば、シンクロやマーチング等、反復練習によって特定の動作を正確に行うことができるようにすることは容易である。学校の教科指導と部活動で育てる「正確に行える」「集団で揃えられる」「何度繰り返しても質をキープできる」という能力を高める側面は無価値ではないか。


・運動、学習、心理などにおいて、問題解決、能力向上を達成するアプローチも、パターンがあるので、暴言や体罰を行う人間による教育よりも効果的な教育ができる。このイメージは、全盛期のモウリーニョや吉田松陰など、対象とする人間の情報を十分に持ち、それに応じて入れる手を変える指導者のような機械だ。これは、人間でなくてもできるし、人間でない方がミスマッチなどのデメリットが少ない。


0831
人間の集団が議論して方針を1つに決められない時がある。人工知能はもめるか。もめないとすれば、人間集団をどうすればもめさせないか。


0901
人工知能ロボットに将棋やサッカーをさせて、推理力や協調力を図ることは、ストⅡでキャラ同士を戦わせることの進化版である。しかし、米ソが朝鮮やベトナムなどで他国を戦わせた時や日本と中国のうち朝鮮を釣った方から奪おうと戦況を見守るロシア、ロシアの焼き栗を日本に拾わせようとする米英よりは幼稚である。楽しむ立場の感覚は、犬や鶏、奴隷や猛獣を闘わせていたころと変わらない。NBAやボクシングの黒人やプレミアリーグの観戦者及びオーナーは同様の感覚でチームを所有、観戦しているのか。将来、ロボットVS人間にスポーツや戦争をさせることは、歴史と人間の好奇心という本性的に必定である。また、ドラクエのキャラのレベル上げをすることの進化版が、人工知能ロボットに学習をさせることである。


2016/09/03
同じ題目を人によってアレンジする表現は、人工知能ではなく人間にやらせないと客を呼べない。例えば、落語やオペラなど、噺家や指揮者によるアレンジの違いを楽しむ芸術に、人工知能ロボットは使えない。辻井伸行のピアノだから聴きたい、立川談志の落語だから聴きたいという人たちは、ロボットがどんなパフォーマンスを見せても、お金を出さないだろう。よって、人工知能社会もなくならない仕事の1つは、個性を使った仕事である。


2016/09/11
人工知能が、本当に人間と同じレベルの知能を持つならば、人工知能は人間としかコミュニケーションをしないはずがない。猫に話しかけたり植物を見守ったりしたくなる人工知能もいなくては人間に追いついたとは言えない。つまり、人工知能に個体差が無くては、人間に追いついたとはいえない。また、死とは何だろうかとか、自分が飛ぶにはどうすればよいか考えて飛べたら笑みがこぼれてしまうなどの哲学や遊びができてようやく3歳児程度の人間であり、動物より高度な知能と言える。そして、この個体差が人工知能に備われば、落語やクラシック音楽の演奏など、実施主体の個性の違いを観察者が楽しむことが実現する。


2016/10/13
テレビで見た人や実際に会った人は、夢の中で、実際にはしていない会話をすることができる。人工知能が人間並みに進化するには、これもできなくてはならない。


2016/12/02
目の前に無いものを見て、話しかける認知症患者は、実は、人工知能社会の人間に近づいた脳になっていると言えるかもしれない。なぜなら、目で見たものに応じて行動する普通の脳から、自分の内的な世界の中を、自分の体を使って生きている脳になっているからだ。死んだ人を生きていると信じて追いかけることや、不要な知識を忘れ人生の転機となった重要な出来事を何度も追体験すること(特定の出来事を愛すること)などは、大脳新皮質による論理的な行いや社会的な約束にのっとった行動ではなく、その個体のみの幸福度を最大化するものであり、頭で思い描いたことをそのまま実現する人工知能社会の人間になったと言える。または、泣き声を迷惑に感じる人々がどれだけいても公共の場で自分の幸福度だけを高めようと、自分に奉仕することを親に要求する赤ちゃんも、欲求の充足度が高い。人工知能社会を目指すことは、種のうち多くの個体が我がままに生きられるようにしようという試みであり、種を赤子化する試みではないか。


2017/01/25
人がAと呼ぶ物を自分もAと呼ぶのが普通だが、人がBと呼ぶ物を自分はBと呼んではいけない場合があることが理解できるのは何歳何か月頃か。例えば、母が「お母さん」と呼ぶ人を自分は「お母さん」ではなく「お祖母ちゃん」と呼ばなきゃいけないのはなぜかということがわかるのはいつ頃か。また、その混同期間は何か月前後か。そして、人工知能ならば、同様の適応にどのくらいの時間がかかり、どのように可能にするか。