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水による熱の移動   2015/07/24

 さっき、二子玉川で集中豪雨に逢った。そこから渋谷に帰る途中で東急線が止まった。渋谷駅に着くと、東急のホームから地上に上がる改札口辺りが雨水で埋め尽くされ、多くの職員が排水作業をしている様子を、また、多くの人々が撮影・録画していた。
この経験から、以下の2つのことに気づいた。


① 「夏は、水と熱の移動が激しい。」
 水を飲む量が増え、たくさん汗をかく。その時、熱が、生物から空気中に移動する。飲酒量も増える。
 洗濯物が速く乾く。洗濯をする回数が増え、シャワーを浴びる回数も増える。多くの食品を冷蔵庫ではなく冷凍庫に保存しなければ、長持ちしなくなり、併せて、解凍する機会も増える。
 屋外との境界線がドアだけでない、電器屋とドラッグストアを中心とした多くの商店から冷気が、屋外に流れ出続ける。
 海水が、短い時間に大量に蒸発し、上空で冷え、豪雨を降らす。氷河や山頂の雪が解け、川の水量が増える。田が大量の水を要する。

 冬に暖房や動物から出る熱が、大気と海洋の温度を上げる程度は、夏の熱の移動量には遠く及ばない。水は、固体の状態である量、つまり、氷や雪の量が増えるのだから、移動量は少ない。海水が、日本海側を中心とした陸上に移動するが、その後、しばらく、その場に留まっている。
 以上のような水と熱の激しい移動により、次のことが引き起こされる。


② 「温暖化は、地球を平坦にする速度を速める。」
 流れる水には、侵食・運搬・体積作用がある。水の勢いが強いほど、その作用も強くなる。雨が降る回数が増え、短い時間に多量の雨が降るほど、山は削られ、地形が平坦になるスピードが速まる。つまり、温暖化が進むと、日本は、山が減り、湾が埋まり、湿地帯が増える。生物の多様性は、過去に山であった土地でも、海であった場所でも減る。
 昨年、広島を襲った豪雨で、土砂崩れが起こった。土地が人工物で覆われた都市部では思い出しにくいが、雨が降るたびに、土地の形は変わっているのである。今年も、このようなことが起こり、その機会は、年々増えるに違いない。


 余談だが、今日の豪雨が、明日の隅田川花火大会に重なっていたら、昨年同様、中止になっていたのだろうか。今日の豪雨が、明日でなくてよかった。しかし、明日は豪雨がないとは限らない。

 また、夏の冬との違いは、人口の増減にもある。人口は、一年間、毎月、平均的に増減しているのではない。夏には、出生数-死亡数の値が最大であり、冬には、死亡数が出生数を上回っている。著名人の逝去報道が、年末に多いのは気のせいではないのである。